妻は、卵巣がんで亡くなったんです。その1
こんばんは。
最近、何で死んじまったんだ病がよく出てきて、ブログの更新もなかなかできずにいます。
家で、仕事の続きをやっていたりするので、忙しいというのもあります。
妻は、卵巣がんで亡くなったんですが、発見されたときは、ステージⅢだったと思います。
というより、切除して、組織検査を行った結果、だったんだけれども、
見つかったときには、すでにかなり卵巣が大きくなっていて、すぐに手術しましょう、といった感じでした。
悪性か良性かは、手術するまでわからなかったんだけど、当然ながら僕ら夫婦は、きっと、良性だよ!と言って、手術が早く終わってしまって、またすぐに元に戻ればいいね、といって手術になりました。
先生によると、良性なら、割とすぐに手術が終わるとのことだったので、祈りながら、妻が帰ってくるのを待っていました。が・・・
良性ならすぐに帰ってくるよ、という時間を過ぎても、一向に帰ってこず・・・
そろそろだろう、そろそろだろう、と、周りの人たちはどんどん終わっていき、待合室の人はどんどん減っていき、最後には、私一人になってしまいました。
本当に、心配しました。大丈夫だろうか。何かあったんだろうか。ひたすら無事を祈りました。
待ちに待って、8時間以上が経過したと思います。
ようやく呼ばれて、先生のいる部屋に通されました。
手術は、無事成功した、と聞いてほっとしましたが、先生はとても疲れた顔をしていました。卵巣の癒着が結構大変だったみたい。あと、リンパ郭清もしたそう。
輸血も結構したとのこと。
ということは、まあ、悪性だったのか、とのことで、ショックではあったんですが、
まだ寝ている妻と一緒に、病室に戻り、無事に目が冷めた妻の顔を見て、とても嬉しかったのを、覚えています。