妻を癌で亡くしました。

40代で妻を癌でなくした夫が前へ進むために立ち上げたブログ

二年四ヶ月ぶりの更新

まだ、自分でたてたブログが残っていてホッとしました。 実に、二年四ヶ月ぶりの更新になります。 改めて、自分で書いたブログを見直してみました。 書いていたときの気持ちがぶり返して、また涙がでてきましたが、 そこから立ち直るのも早かったです。 この…

本当に辛くて、どうしようもないときに、思い出してほしいこと

調子が悪くて、何も手につかないときに、思い出して、踏みとどまっている。 「亡くなった妻は、自分が挫けそうなとき、辛いと思っていたときに、 いつも支えてくれていたし、今だって、辛そうにしているのを、きっと、望んではいない。」 健忘録として、書い…

調子が悪い

前回のブログの更新から、一ヶ月があっという間に過ぎていた。 お盆を明けてから、無気力な状態が続いている。 6月から、ジムにトレーニングに通いだし、かなりの運動をしていて、 体が疲れている、というのもあるかもしれない。 トレーニングをすると、気が…

妻は、卵巣がんで亡くなったんです。その1

こんばんは。 最近、何で死んじまったんだ病がよく出てきて、ブログの更新もなかなかできずにいます。 家で、仕事の続きをやっていたりするので、忙しいというのもあります。 妻は、卵巣がんで亡くなったんですが、発見されたときは、ステージⅢだったと思い…

何で死んじまったんだ病

時々、「何で死んじまったんだ・・・」と、滅茶苦茶落ち込む時がある。 何か思い出して落ち込んだり、突然悲しくなったりする私の状態のことを、 「何で死んじまったんだ病」、と名付けることにした。 今日は、境港の話題をTVでやっていた。 妻とよく行って…

今日の自分は、後悔のない一日を送れただろうか。

妻が亡くなってから、一日一日を、後悔のないように、精一杯、充実した一日を送っている。 と、先に書いてしまって、これから先の自分も、必ずそうなる!と信じて、書いた(笑)。 ・やらないで後悔するのは、やめよう。 ・妻の分まで、楽しく生きよう。 こ…

おひとりさま

二人で相談して決めることもないので、思い立ったら、あれやこれやとやっている。 今までは、二人で行って楽しいものがメインだったのだが、一人でジムに行ったり、 必要なものを買いに行ったりと、一人でも、それなりに満喫できることを、過ごしている。気…

時折やってくる、悲しみの波

毎日、前向きに暮らしているはずなのだが、 時折、どうしようもなく思い出して、立ちすくんでしまうことがある。 あの日のトラウマが、フラッシュバックする、というのは、こういうことをいうのかな。 家は、まだ完全に片付いていないし、何かしらゴソゴソと…

妻の遺品を処分するにあたって、最近、こう思うようにしている。

妻の遺品を処分するにあたって、最近、こう思うようにしている。 「逆に、もし自分が先に死んだとしたら、これは取っておいてほしいか?」 私がもし先に死んで、残された妻に声をかけられるとしたら、多分、こう答える。 「売れるものはさっさと売って、売れ…

どうせ後悔するなら、やらないより、やって後悔しよう。

ああしておけばよかった、とばかり考える日が続いて、随分と、自分が嫌になった。考え出すときりがなくて、どんどんと悪い方向に進んでいく。 そうなるのも、わかってきて、考えても無駄、というか、「考えても仕方がない」ことに気付く。そうして、これから…

おしどり夫婦の、どちらかが亡くなったら

芸能人でも、あのおしどり夫婦の奥さんが亡くなって、旦那さんが、後を追うように亡くなった、という話をよく聞く。 自分達夫婦も、ものすごく仲がよかったので、もし、片方が亡くなったら、同じようなことがおこるんじゃないかな、と思っていた。それは、も…

ブログを書くと調子が悪くなる

ブログを書くと、妻の死と真正面から向き合うことになるからか、 スッキリするようでいて、翌日の目覚めが悪い。 というか、シラフで書かないことが多い。 心の底から、受け入れたくないという気持ちが、まだまだあるのだろう。 妻が亡くなってから、体調の…

妻が亡くなってから、6ヶ月目の体調

妻が亡くなってからは、妻の話を少しでもするだけで、涙が出たりすることが多かったが、今は、泣くことは少なくなった。 少し、込み入った話をすると、まだ、涙がこみ上げてくるのは、おそらくずっとこのまままなんじゃないかと思う。 家でひとりぼっちでも…

片付けられないが、頑張って片付けた。

小一時間、片付けるだけで、ひどく疲れてしまう。 妻との思い出を、捨てるような気がして、心が苦しい。 そんな日が、続いていた。そして、心がどんどん辛くなってしまった。 これは、まずい。と感じ、しばらく、片付けるのを、やめることにした。 別に、無…

片付けられない

配偶者が亡くなって、その遺品を片付けられない、という話をよく聞く。 人によっては、一年経っても、全く手を付けられない、という話を聞くこともある。 私も、はじめはそうだった。というより、今でも、手を付けることに抵抗がある。 「今まで、二人で作っ…

静かに、息をひきとりました。そしてトラウマになりました。

「後少しで、貴方の奥さんは亡くなるけど、テレビでやってるような、あんな生やさしいもんじゃないから、覚悟しといてね。」 なんて、誰も言ってくれるわけではないので、ここに書いておこうと思う。 本当に、静かに、安らかに、眠るように、息を引き取って…

後を追わないでね、と言われたこと

妻が亡くなって少しして、妻の担当だった看護師さんに、 私のことが心配だったのか、後を追っちゃ、ダメよ!と言われました。 私はどういうわけか、自殺をしてしまうと、その後、あの世があるなら、妻に会えなくなるという、根拠のない思いがあり、それは、…

妻が亡くなって、5ヶ月たちました。

久しぶりの、書き込みになりました。 妻がなくなってすぐは、気が張っているのか、まだ、何かしなきゃ、という気が強く、このブログも立ち上げることができたのですが、火葬が終わり、仕事に復帰してからは、仕事の大変さと、妻を失った悲しみとで、とてもじ…

プロフェッショナル 仕事の流儀 僧侶とは、心も癒やす。

NHKのプロフェッショナルで、出演していた高橋さん。 しっかり残された家族のケアも、されていた。 生・老・病・死の、四苦をいかに減らしてあげるか、しっかり考えていらっしゃる。 私の家は無宗教だったので、あまり僧侶との関わりがなかったのだけれど、 …

2018年12月、妻がこの世を去りました。

今月始め、妻が癌で亡くなりました。 まだ、二週間ちょっとしかたっていません。 いろんな事がありすぎて、もう、随分と時間がたったような気がします。 妻は、生前、「一日笑っていようね」とよく言っていました。 今私は、泣いてばかりです。 そんな姿を見…